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自社サイトをAMOSで作ってわかったこと
普段の言葉の依頼だけでsoftalika.comをAMOSで構築。実際の変更前後の例、見送った案、経営者の方に伝えたいことを紹介します。
小さな会社のオーナーの多くは、自社のウェブサイトにまだ改善の余地があると感じています。難しいのは、何を変えればよいか見極めること、そのための時間をつくること、そして仕上がりが公開してよい水準か判断することです。
私たちは、マーケティング担当者のいない会社のためにAMOSを開発しています。そこで、自社の営業用ウェブサイト softalika.com もAMOSで作りました。2026年10月16日から19日にかけて、まずAMOSのセットアップウィザードで土台を作りました。セットアップウィザードとは、質問に順に答えるだけでサイトの初期設定ができる機能です。その後は、サイトアシスタントに普段の言葉で依頼を出しながら改善を重ねました。依頼はそれぞれ小さなドラフトになります。ドラフトとは、公開前の変更案のことです。私たちはそれをパソコンとスマートフォンの表示でプレビューし、承認するか見送るかを決めました。私たちが承認するまで、どの変更も公開されませんでした。
ここでは、何が変わったか、何を見送ったか、そしてほかの経営者の方に伝えたいことをまとめます。
サイトの何が変わったか
セットアップウィザードの時点で、必要なページはすべてそろった状態で動くサイトができていました。ホーム、製品、会社概要、お問い合わせ、プライバシー、Cookieの各ページです。ただ、文章はあくまで出発点でした。以下は、私たちのサイトに実際に載っていた文の変更前と変更後です(サイトは英語のため原文のまま掲載し、括弧内に日本語訳を添えています)。
| 場所 | 変更前 | 変更後 |
|---|---|---|
| ホームページの見出し | Marketing work for your website, planned from evidence and published only with your approval.(根拠にもとづいて計画し、あなたの承認があって初めて公開する、ウェブサイトのためのマーケティング業務。) | Your website's marketing team, without hiring one.(人を雇わずに持てる、ウェブサイトのマーケティングチーム。) |
| 見出しの上の一行 | AI marketing software(AIマーケティングソフトウェア) | For service businesses without a marketing team(マーケティング担当者のいないサービス業のために) |
| メインボタン | Order now(今すぐ注文) | Request a pilot(パイロットを申し込む) |
| お問い合わせセクション | Get in touch for your order(ご注文はこちらからお問い合わせください) | Talk to us about a pilot(パイロットについてご相談ください) |
| 返信の約束 | We will get back to you soon.(近日中にご連絡します。) | We reply within one working day.(1営業日以内にご返信します。) |
最初の版になかったものも加えました。
- 根拠を確認するところから、何が変わるかを見届けるところまでを示す、3ステップの「How it works(使い方)」セクション
- パイロットの前にオーナーがよく尋ねる5つの質問と、その回答(ホームページに掲載)
- 製品ページに、AMOSと代理店・フリーランス・自分で使うツールとの比較
- ホームページの最後にお問い合わせフォーム。最後まで読んだ方が、探し回らずにパイロットを申し込めるようにするためです
削ったものもあります。ホームページの機能紹介カードは、長い8枚から短い4枚に減らしました。機能の一覧は製品ページに移しています。
依頼はどのようにドラフトになるのか
依頼は、普段の言葉で書いた一文です。たとえば "Give the home page a clearer opening"(ホームページの冒頭をもっとわかりやすくして)や、"Move the AMOS column first in the comparison table, so phone visitors see it"(スマートフォンの閲覧者にも見えるよう、比較表でAMOSの列を先頭に移して)といったものです。1つの依頼は、1か所だけを変える1つのドラフトになります。画面には、変更前と変更後、そしてパソコンとスマートフォンでのプレビューが表示されます。
小さなドラフトは30を超えました。手間がかかりそうに聞こえますが、実際は逆でした。1つのドラフトは1分ほどで判断でき、気に入らないドラフトにも損はありません。見送って、もう一度依頼すればよいだけです。
何を見送ったのか、その理由は
はっきり却下したドラフトは1つだけです。会社概要ページを最初に書き直した案でした。文章自体は悪くなかったのですが、プレビューでは太字の見出しと箇条書きが整形されず、記号のまま表示されていました。同じセクションを整形済みの文章でもう一度依頼し、次の版を承認しました。問題はプレビューで見つかり、サイトの訪問者の目に触れることはありませんでした。
注意表示された文で何が防げたのか
ドラフトに、私たち自身の言葉にもサイトにもない記述が含まれていると、AMOSはそれをドラフトの下に一覧で示し、承認の前に確認するよう求めます。一例を挙げます。製品ページの名前を変えたドラフトに、"Feel free to get in touch about your order and your questions."(ご注文やご質問について、お気軽にお問い合わせください。)という文が加えられていました。私たちは注文を受け付けていません。この文が公開サイトに載ることはなく、後のドラフトで段落ごと置き換えました。
私たちにとって、これはどの機能よりも重要です。会社について黙って主張を書き足すアシスタントはリスクです。書き足したものをすべて見せてくれるアシスタントは、同僚のような存在です。
ほかの経営者の方に伝えたいこと
- 依頼は10個ではなく、明確な1つから始める。 まずはホームページの見出しから依頼しましょう。
- スマートフォンのプレビューを確認する。 私たちの比較表は、ノートパソコンでは問題なく見えましたが、スマートフォンでは最も大事な列が隠れていました。
- 注意表示された文はチェックリストとして扱う。 提供していないことや測定できないことが書かれていたら、削除しましょう。
- 何回かのやり取りを前提にする。 確認できる小さな変更を積み重ねるほうが、確認しきれない大きな書き直しより早く形になります。
あなたのウェブサイトでAMOSが何を改善できるか、見てみませんか
ウェブサイトの改善を始めるのに、マーケティングチームは必要ありません。サイトの管理をAIに明け渡す必要もありません。
パイロットとは、本格導入の前に試していただく期間のことです。まず、御社のウェブサイト、体制、対象とする市場について短くお話を伺います。そのうえで私たちがAMOSを設定します。AMOSが何をどう変えるかをページごとに確認し、なぜその変更を提案するのかを理解したうえで、何を承認するかを決めていただけます。お客様ごとに、ほかと分離された専用のクラウド環境で動作します。
パイロットを申し込むと、1営業日以内にご返信します。AMOSでできることもご覧ください。