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中小企業のウェブサイト チェックリスト:直すべき点と次にやることを見つける
小規模サービス業向けのウェブサイトチェックリスト。訪問者が問い合わせに至らない原因を見つけ、何から直すか優先度と次の行動を決められます。
ウェブサイトのマーケティング用チェックリストを使うと、小規模なサービス業でも、訪問者が問い合わせに至らない原因を見つけ、何から直すかを決められます。以下の10の領域を順に確認し、見つかった点ごとに「緊急」「重要」「後回し」のいずれかを付け、次にやることを一つ書き添えてください。ほとんどの確認はブラウザとスマートフォンがあれば自分でできます。一部は専門家の手が必要です。
このチェックリストの使い方
1時間ほど確保してください。自社サイトをパソコンとスマートフォンの両方で開きます。各項目について、次の3つを書き出します。
- 見つかった点。 見たことを一文で書きます。例:「サービスページの問い合わせフォームは、送信しても確認メッセージが出ない。」
- 優先度。 緊急、重要、後回しのいずれかです。各レベルの意味は、後半の優先度の表で説明しています。
- 次にやること。 具体的な一歩と、誰が担当するかを書きます。例:「今週中にウェブ制作会社にフォームの修正を依頼する。」
次にやることが書かれていない項目は、何か月もリストに残りがちです。一つひとつの作業は、終わらせられる大きさにしておきましょう。
まず何を確認すべきか:サイトの技術的な健全性
技術的な健全性とは、サイトがきちんと表示され、動作し、安全に閲覧できる状態のことです。ここに問題があると、ほかの対策の効果はあまり期待できません。
- スマートフォンのモバイル通信でサイトが表示されるか。 事務所のWi-Fiから離れて試してください。表示を待ちながら「壊れているのでは」と感じたら、お客様も同じように感じています。
- アドレスが https で始まっているか。 HTTPSとは、訪問者とサイトの間の通信が暗号化されていることを意味します。HTTPSでない場合、ブラウザが訪問者に警告を表示します。
- 主要なページがすべて開くか。 メニューの項目をすべてクリックしてください。サービスページで「ページが見つかりません」と表示されるなら、緊急の対応が必要です。
- 小さな画面でもレイアウトが崩れないか。 拡大しなくても文字が読め、ボタンが押しやすい状態が理想です。
- フォームから本当に送信できるか。 自社の問い合わせフォームに自分で入力し、メッセージが届くか確認してください。
例:電話番号を画像で載せている水道修理業者のサイトでは、スマートフォンでタップして電話をかけることができません。すぐに直せて、問い合わせに直接影響する改善です。
SEOの基本:検索エンジンはページの内容を理解できるか
SEO(検索エンジン最適化)とは、検索エンジンがページを見つけ、内容を理解し、適切な人に表示しやすくするための取り組みです。
- ページタイトル。 ページタイトルは、検索結果に表示される青い見出しです。各ページに、そのページの内容を表す固有のタイトルを付けましょう。全ページのタイトルが「Home」になっているのはよくある問題です。
- メタディスクリプション。 メタディスクリプションは、検索結果のタイトルの下に表示される短い説明文です。そのページで何を提供しているかを、平易な文で一、二文にまとめます。
- 各ページに分かりやすい大見出しを一つ。 「ようこそ」ではなく、「イズミルの救急歯科」のように、ページの内容がわかる見出しにします。
- そもそもGoogleにサイトが載っているか。 自社名で検索してみてください。サイトが表示されない場合は、ページがインデックスされているか専門家に確認してもらいましょう。インデックスとは、検索エンジンがページを登録し、検索結果に表示できる状態にすることです。
- 画像の説明。 代替テキスト(alt属性)とは、スクリーンリーダーや検索エンジン向けの短い画像の説明です。写真に何が写っているかを書きます。
サービスページはお客様の疑問に答えているか
サービス業への問い合わせの多くは、サービスページから始まります。主要なサービスには、それぞれ専用のページを用意しましょう。
各サービスページで次の点を確認します。
- そのサービスが何かを、わかりやすい言葉で説明しているか。
- 誰向けで、どんなときに必要になるか。
- 場所が重要な場合、どの地域で提供しているか。
- 問い合わせた後、どう進むのか。
- 同じページ内に、わかりやすい連絡手段があるか。
例:法律事務所が「取扱業務」ページ一つに、家事事件、労働問題、契約関係を一段落で並べていると、訪問者は自分に関係する情報を探すのに苦労します。ページを分ければ、訪問者は自分の悩みにすぐたどり着けます。
コンテンツの質
コンテンツとは、サイト上のすべての文章、写真、記事のことです。良いコンテンツは、実際の疑問に自社の言葉で答えています。
- 情報は最新か。 古い営業時間、終わったイベント、退職したスタッフの情報は信頼を損ないます。
- 具体的か。 「高品質なサービス」ではほとんど何も伝わりません。「毎朝、天然酵母パンを焼き上げています」なら伝わります。
- 電話でよく聞かれる質問に答えているか。 同じ質問に週5回答えているなら、それはサイトに載せるべき内容です。
- ざっと読みやすいか。 短い段落、わかりやすい見出し、箇条書きは、忙しい読者の助けになります。
- すべての記述が事実で、確認できるものか。 責任を持てない記述は削除しましょう。
内部リンク
内部リンクとは、自社サイト内のあるページから、同じサイト内の別のページへのリンクです。内部リンクは、訪問者が関連情報を見つける助けになり、検索エンジンがどのページが重要かを理解する手がかりにもなります。
- 各記事から、関連するサービスページにリンクしているか。
- トップページから2、3回のクリックで、すべてのサービスページにたどり着けるか。
- リンクの文言は「こちらをクリック」ではなく、「ホワイトニング」のように内容がわかる言葉になっているか。
- どのページからもリンクされていないページはないか。こうしたページは、訪問者にも検索エンジンにも見落とされがちです。
連絡手段と顧客体験
ここで、サイトへの訪問が問い合わせに変わります。
- スマートフォンで電話番号をタップして発信できるか。
- お問い合わせページだけでなく、すべてのページに連絡手段があるか。
- 問い合わせフォームは短いか。 返信に必要な項目だけを尋ねましょう。
- 送信後どうなるか、訪問者にわかるか。 いつ返信するかを伝える確認メッセージがあれば、不安がなくなります。
- 来店・来院がある業種なら、営業時間と住所が見つけやすいか。
お客様の立場で試してください。例:自院の歯科医院のサイトで、スマートフォンからクリーニングの予約をしてみます。タップの回数を数え、迷った点をメモしてください。
信頼を示す要素
信頼を示す要素とは、実在し、連絡がつき、十分な資格がある事業者だと訪問者に伝わる情報のことです。
- 正式な事業者名、住所、連絡先。
- 素材写真だけでなく、スタッフ、店舗・事務所、実際の仕事の写真。
- 業界に該当するものがあれば、関連する資格、所属団体、許認可。
- プライバシーポリシーや、必要に応じてインプリント(運営者情報)ページなどの法的ページ。ドイツやその他のEU市場では、これらが法律で義務付けられていることが多いため、法律の専門家に確認してください。
- 本物のお客様の口コミを、誠実に掲載すること。口コミを自分で書いたり編集したりしてはいけません。
ウェブサイトアシスタントやAI検索への準備はできているか
地域のサービスについて、チャットボットやAIアシスタントに尋ねる人が増えています。ウェブサイトアシスタントとは、サイト上で訪問者の質問に答えるチャット画面のことです。どちらも、サイトに事実がはっきり書かれているほうがうまく機能します。
- サービス内容、料金または料金の考え方、営業時間、対応エリア、予約の流れが、サイト上にテキストでわかりやすく書かれているか。
- よくある質問への回答を、自社の言葉でページにまとめているか。
- 訪問後にしか見積もらない料金など、アシスタントに答えさせたくない情報はあるか。チャットボットを導入する前に決めておきましょう。
- アシスタントで解決できないとき、訪問者が担当者につながる方法は明確か。
例:オーダーケーキの詳細をPDFのメニューにしか載せていないパン屋では、アシスタントが使える情報がほとんどありません。同じ内容をウェブページに載せれば、読み取りや引用がしやすくなります。
アクセス解析:変更の効果をどう確かめるか
アクセス解析とは、訪問者がサイトで何をしているかを測るツールです。Google Search Consoleのような検索ツールでは、ページが検索結果に表示された回数と、クリックされた回数がわかります。
追う数字は数十ではなく、いくつかに絞りましょう。
- 表示回数: ページが検索結果に表示された回数。
- クリック数: 検索結果からサイトにアクセスされた回数。
- 問い合わせ: サイト経由で届いたフォームのメッセージ、電話、予約。
変更を加えたら、その日付を記録してください。記録がなければ、結果とその裏にある作業を結び付けられません。検索での変化は、数日ではなく数週間かかると考えておきましょう。
見つかった点の優先度はどう決めるか
3つのレベルを使います。厳しく判断してください。すべてが緊急なら、どれも緊急ではありません。
| 優先度 | 意味 | 例 | 一般的な次の行動 |
|---|---|---|---|
| 緊急 | 訪問者が連絡できない、またはサイトが壊れている・安全でないように見える | 問い合わせフォームが送信できない、HTTPSになっていない、サービスページでエラーが出る | 今週中に修正 |
| 重要 | 見つけてもらう・選んでもらうことを難しくしている | 全ページのタイトルが同じ、サービスページが分かれていない、営業時間が古い | 来月中に計画 |
| 後回し | 基本が整った後に役立つ改善 | 新しい記事、より良い写真、記事間の内部リンクの追加 | 四半期ごとの計画に追加 |
自分でできる確認と、専門家が必要な確認
| 確認項目 | 自分でできるか | 専門家に頼むべきとき |
|---|---|---|
| スマートフォンでの表示、メニューのリンク | できる | ページが遅い・壊れていて、自分では変更できない場合 |
| 問い合わせフォームと電話番号のリンク | できる。実際に試す | フォームが動かず、修正する権限がない場合 |
| HTTPS | できる。アドレスバーを見る | 証明書の導入や更新 |
| ページタイトルとメタディスクリプション | サイトの編集画面で設定できればできる | システム上でこれらの項目が表示されない場合 |
| 検索エンジンへのインデックス | 一部できる。自社名で検索する | ページが表示されない原因の調査 |
| サービスページの内容 | できる。自社のサービスを一番よく知っているのは自分 | 構成や言い回しの手助けが欲しい場合 |
| 内部リンク | 小規模なサイトならできる | 大規模なサイトや、リンク全体の見直し |
| 法的ページ | ページがあるかは確認できる | 内容は法律の専門家に確認してもらう |
| アクセス解析の設定 | 一部できる | ツールの連携や、問い合わせの計測設定 |
このチェックリストを自分のスプレッドシートにコピーする
以下のリストを、「項目」「見つかった点」「優先度」「次にやること」の4列のスプレッドシートにコピーしてください。
- スマートフォンのモバイル通信でサイトが表示される
- アドレスがHTTPSになっている
- メニューのリンクがすべて正常なページを開く
- 問い合わせフォームが送信でき、確認メッセージが出る
- 電話番号をタップして発信できる
- 各ページに固有のタイトルと説明文がある
- 主要なサービスごとに専用ページがある
- サービスページに、何を・誰に・どこで・問い合わせ後の流れが書かれている
- コンテンツが最新で具体的
- 記事から関連するサービスページにリンクしている
- すべてのページに連絡手段がある
- 事業者情報、実際の写真、法的ページがそろっている
- 重要な事実が、アシスタントやAI検索向けにテキストで書かれている
- 表示回数、クリック数、問い合わせを記録し、変更日もメモしている
数か月ごと、またはサイトに大きな変更を加えた後に、見直しを繰り返してください。
AMOSがお手伝いできること
AMOSは、従業員がおおよそ5〜50人で、ウェブサイトから新規のお客様を獲得していて、SEO、コンテンツ、ITの担当チームがないサービス業向けです。歯科医院、法律事務所、パン屋、水道修理業者などを想定しています。SNS運用ツール、広告ツール、ネットショップ作成ツールではありません。
AMOSがこのチェックリストのどこに対応するか、そしてオーナーが何を決めるかは次のとおりです。
- 診断。 AMOSが自社と競合のページを読み取り、サイトの足を引っ張っている点を、ページごとに理由とともに示します。どの点に対応するかは、オーナーが決めます。
- 修正とコンテンツ。 AMOSが、修正案、記事、サイトの変更案をブランドの語り口で下書きします。下書きには情報源が示され、検索エンジンやAIアシスタントに理解されやすい構成になっており、オーナーの確認が必要な文がすべて一覧になっています。オーナーが承認するまで、何も公開されません。
- モニタリング。 毎週のサマリーで、表示回数、クリック数、問い合わせを、実施した作業と並べて確認できます。
検索順位、アクセス数、売上は約束しません。実施した作業と、測定された変化を並べて報告しますので、効果はご自身で判断していただけます。
データは、お客様の管理下に置かれます。AMOSの各お客様は、それぞれ独立したCloudflareのリソース上で稼働し、その導入、更新、監視はAMOSチームが行います。データの保存期間はお客様が決められ、いつでもデータのエクスポートや削除ができます。
AMOSのパイロット導入の流れ
- 短い打ち合わせ。 ウェブサイト、チーム体制、販売している市場についてお話を伺います。
- セットアップ。 AMOSチームが、お客様専用の独立したクラウドリソース上にAMOSを設定します。
- 確認と承認。 メールで届くコードで管理画面にログインし、サイトの足を引っ張っている点をページごとに確認して、必要な修正、記事、サイトの変更を承認します。
パイロットの期間、条件、料金は、ウェブサイトや販売している市場をもとに、打ち合わせで決めます。現時点では公開の料金表はありません。